こまごめ通信vol.17(2020年8月号)ができました

駒込を愛する人びと「駒込人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、スポットをご紹介します。

 残暑厳しい夏のせいか、駒込を楽しみ隊ではかき氷ブームが起こっているみたい。新しくできた「ぼ休」(MAP①)や老舗の「ボンガトウ」(②)、「TWIN DISH」(③)、「麺やKABOちゃん」(④)など、暑いからこそ楽しみたいお店がいっぱいです。 

駒込の夜を照らす星


 予感が無かった訳ではない。
 閉店の知らせを聞いたとき、「やっぱり」と思ったのは確か。でも、こんなに早くその時が来るとは……。
 駒込駅を出てすぐのところにあった「サンエトワール」(⑤)。夜遅く、深夜0時過ぎでも開いていることがあり、仕事で疲れ果てた日も、飲み会帰りで千鳥足の日も、駅に着いてサンエトワールの店の光を見ると安心して元気をもらえた。
 お店の方の顔立ちが似ていて、ご家族・親族で経営されてたのだと思う。みんな丁寧な接客で、お店に寄るたび癒されていた。パンの上のトッピング、チョコがポロッとトレイにこぼれたとき、それもちゃんと拾って包装してくれて、「さすが!わかってる!」と一人で感動したこともあった(笑)
 レジを担当していた一番年上の女性が引退したのは、今年の1〜2月頃。月ごとの新商品が出ると、愛想良く声をかけてくれた。いつも爪をきれいにされていたな。
 どのパンも美味しかったけど、きなこコロネとモツァレラチキンピザが特に好きだった。営業時間が短縮されたとき、むしろホッとしたのを覚えている。ハードな働き方が緩和されれば、その分長く営業を続けてくれるはず、と勝手に願って。
 たくさんの人に愛された駅前パン屋。長年お疲れさまでした。そして本当に、本当にありがとうございました。

くれまちこ(駒込レベル中級ライター)

はじめてのこまごめ

文京区エリアの地域活動の応援をしている、地域連携ステーション フミコム(⑥)の田邊と申します。
 こまごめを楽しみ隊の管理人の 織田 博子さんに、まち歩きツアーをしていただきました(マスク着用汗カキカキ;)

待ち合わせは、「澁澤珈琲店」(⑦)。駅から、なかなかの距離でしたが人生初めて降り立った駒込駅の出口から間違え、北口の交番(⑧)で「しもふり。。。」とお巡りさんに聞いたら、お巡りさんと話していたおばあちゃんが「じゃ私が教えてあげるわ」という温かみあるまちだと思いつつ。

※その案内が、「いい?横の道が出てくるから、それを左に曲がるのよ」という、ものすごいアバウトだったことはココでは割愛(してない、という)

※さらに織田さんの案内も、「エネルギースーパーたじま(⑫)を越えたら、左に曲がって、まっすぐ行って、サカガミ(⑬)というスーパーの手前を右」という案内でしたのも地元ならでは。

6月下旬にオープンしたばかりの澁澤珈琲店、googleマップで未だ出てきていないお店で美味なアイスコーヒーをいただいてる間に、お店の方から「先日、織田さんにお店を聞いた、という方が来店されましたよ」という会話も、親しみ溢れて素敵でした。

店主の趣味のバイクをはじめ、さりげないオブジェが雰囲気良いのと、角地の立地で窓を開放していると換気抜群のお店でした。

しもふり銀座~駒込駅ぐるっと3/4周しながら、オススメスポットをたくさん(×3)伺いました。

私の視点だと、どうしても行政区では区境なので色々とそれはそれで(保育園だとか)大変なこともあるそうですが、何より織田さんの地域愛と情報量がすごすぎて、41年の人生で初めて降り立った割には、駒込初めてな人にソコソコ道案内できそうな気分になりました。

根津にあるローカル雑貨屋「あんぱちや」(⑭)がココにもある!とか。あ、これを人はファンと呼ぶんですね。テッテレー♪

堪能ついでにお勧め駒込情報を最後に。

ちょうど1か月前、7月上旬にオープンしたばかりの「ブォングスタイオ駒込店」(⑮)。文京区に既に何店舗かあり、巣ごもり需要に十分対応できるお店。イタリア食材の商社が持つ販売店で、初心者でも、こだわりある方にもお勧めなお店です。水金土日だと、私も良く知る「村松さん」という優しいを具現化した天使のようなお兄さんがいますので、声かけてみてください。

暑いですね、マスク対策×熱中症対策に気を付けて駒込ライフを!

田邊健史(地域連携ステーション  フミコム コミュニティマイスター)

駒込7丁目のはいいろさん

2年ほど前、1匹の駒込猫が行方不明になりました。少し言いにくいのですが、たまに煮干などオヤツをあげていました。はいいろの猫なので「はいいろさん」と呼んでいました。嘘みたいな話ですが、焼肉をしていたら網戸に張り付いてきたり寒い夜に泊まりにきたこともあったのですよ。

2018年7月のある日を境にはいいろさんはいつもいた小さな公園からいなくなりました。

はいいろさんの消息を公園の周りの住人に尋ねてみたところ、公園周りの数軒おのおのが捜索したそうです。しかもどの家も一度はいいろさんを家に招こうとしたそうですが、風来坊のはいいろさんは家猫を拒んだそうです。はいいろさん、何をされても怒らない猫で子どもともいっぱい遊んでくれましたよ。
どこかの家で飼われていたらいいなあ。

諏訪満里子(3年寝太郎編集者)


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