こまごめ通信vol.49(2023年6月号)ができました

 

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景をご紹介します。

 

 梅雨らしい天気の六月。憂鬱になることもありますが、雨に洗われた石たちや、雫をうけた紫陽花もまた一興。

 今年も半ばになりました。夏越しの大祓・茅の輪くぐり、こまごめの神社へ出かけてみるのはいかがでしょう。

本駒さんぽ

 五月某日、午前九時半過ぎ。自転車で本郷通りを南下して本駒込駅へ。駐輪場へ自転車を置いたら、こまごめ南部さんぽの開始です!

 さてどちらに向かおうか。パン屋さんは外せない。東には「パリットフワット」、南南西の白山方面には「BOULANGERIE AMONNIER」。ちょっと悩んで、白山方面へ歩き出す。

 細い道を進むと、趣のある喫茶「江田珈琲店」。しかし開店まであと三分。散歩の最後に寄ろうかな。感じの良い居酒屋さん「こもり亭」には、「お座敷あります。ちいさいお子様大歓迎。カウンターもあります。お一人様大歓迎」の掲示。今度、夜に来てみよう。

 数分てくてく進むと道がひらけ、急な坂道が現れる。交差点の先には、もう「BOULANGERIE AMONNIER」。全面ガラス張りで、外からもオシャレな店内が見渡せる。家からそこそこ距離があるので、たまーーーにしか来ない。来たからには!と、つい買いすぎてしまいます。デニッシュ生地のカフェ・ナッツ、ハムチーズに、レモン・ココナッツ、クリームパン、チーズカレーパンをゲット。バゲット、ハード系フランスパンもおいしそうだったなぁ。

 店を出て交差点へ。豊かに咲く紫陽花を横目に、再び本郷通りに向かって歩きだす。種類豊富な、冷たいどら焼きが目をひく「福どら」、ターコイズブルーがかわいいトルコ料理店「LOKANTA」(ついでに店の目の前にある公衆電話もレトロかわいい。ここだけ異国情緒漂ってます)、孤独のグルメにも出てたという町中華「兆徳」などなど、気になるお店が目白押し。

 ぐるっと回って最初に通り過ぎた「江田珈琲店」へ戻ってきた。開いてる開いてる。昭和レトロなゆらぎのある窓ガラス。思ったより店内は明るい。ジャジーな音楽をBGMに、モカマタリをブラックでいただきます。チョコが二枚ついてくるのもうれしい。ホッと落ち着くひとときでした。
 まだまだ開拓途中の本駒込・白山地域。ほんの小一時間のお散歩で発見がたくさんありました。漫ろ歩きって楽しいですね。

くれまちこ(こまごめレベル中級ライター)

推しはコッペパン

 こどもと公園で遊んだ帰り道、たまたま見つけたパン屋さん。ママ友が「おいしい」と言っていたパン屋さんかな?と思い出して、入ってみたのが「パンのかわむら」でした。

 簡素な棚にずらっと並ぶパン。これがすごくおいしいのに、めちゃくちゃ安い! スーパーで買う食パンとさほど変わらない値段でこのおいしいパンが買えるなら、断然こっちがいい!ってなる。もう食パンはここで買うと決めています。

 そして「こども用に」と、おまけでつけてくれたコッペパンが、これまたおいしい。なんならコッペパンが一番好きかもしれない。買いたいと思ったけど、「五、六個しか作ってないから」って。売り物じゃないそう。

 昭和を感じる店構えと、やさしいお店のおじさんも、お気に入りポイントです。

さゆり(ミニマムママ)

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