こまごめ通信vol.56(2024年1月号)ができました

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景を紹介します。

 一年のはじまり、なんだかわくわくしますね。干支は辰。勢いある昇り龍より、「まんが日本昔ばなし」オープニング的のほほん龍がこまごめには似合うような。ともあれ、今年もこまごめが愛されるまちでありますように。

好きな匂いで満たされる

 街を歩いていると、良い匂いが漂ってきて幸せを感じる。そんな気分が上がる匂いがする街の一隅を、nose happy cornerと呼んでいます。

 おいしそうな夕餉の匂いの個人宅、季節を感じるお花屋さん、こまごめ各所のカレー屋さんなどなど……。たくさんあるのですが、最近のお気に入りは二箇所。

 ひとつは、桜の里公園や門と蔵のある広場から急な坂を降りてきて、つかささんでお弁当を買ってからの数メートル。ふわっと黒糖のような甘い匂いがしたかと思うと、ちょっと香ばしい匂いが混じる。あ、コーヒー焙煎してるんだと思いながら石川コーヒー前を通りすぎる(今は個人向けの小売してなくて残念!)と、間髪入れずパンの匂い。発酵の匂い、焼き上がる匂いに誘われて、素通りできないことが多い。
 こじんまりとした店内ながら、ベーカリーNAOさんにはいろんな種類のパンがある。以前、コーヒーあんぱんが大好きだったのだけど、ここ数年見かけない。密かに復活を願っています。代わりに最近は、三歳児の要望によりピロシキとキャラパン(トトロパンもしくはアンパンマンパン)をしばしば買うようになった。
 そしてNAOを後にすると、極めつけにサカガミの焼き芋! 買うときは、九割以上の確率で紅天使。こちらも息子の好み。個人的にはホクホク系の紅あずまも好きなのですが。
 この石川コーヒー、NAO、サカガミ焼き芋ルートは鉄板です。

 さて、もうひとつの一押しnose happy cornerは、霜降橋交差点、ファミマの角から谷田川通り沿いにぱぱす方面へ向かって歩いていく途中にあります。突然押し寄せるエスニックな香り。仕込み中のナインスピアー。夕方頃がおすすめです。
 もちろん、そのまま食べに行けたら最高なのですが、三歳児を中心とした生活リズムでは、なかなか頻繁には行けないので、近くを通るときは深呼吸。匂いだけでも摂取!

 こまごめのいろんな匂い、香りを感じられるようになったのはコロナ禍が落ち着き、外ではマスクを外すことも多くなったからかも、なんてふと考える。そして、ゆっくり、まちなかを歩き回る、自転車でくまなく移動するようになったのも大きな要因。
 ベビーカーを押しながら、こどもに向かって話してる風を装いつつ、半分独り言だったりもするけれど、こまごめ各所で嗅覚働かせてます。幼児と一緒なら、くんくんしててもそんなに怪しくないですよね。……そんなことない? 能動的に嗅ぎたい派です。

くれまちこ(こまごめ十年母三年)

ゴメスのこまごめでおかいもの(4コマまんが)

みんなのゴメスコーナー

 太壱くん作・ゴメス一家と愛犬ハチくんのイラストを紹介するニャ!先月のひだまりマルシェに遊びに来たとき、その場で描いてくれたんだニャ。

息子しもふりがニコニコかわいいニャ。
みんなのゴメス、イラスト・作品待ってるニャー!

こまごめニュース

 田端銀座がアツい! 1月9日にオープンする「ポレポレあそびのひろば」さん。先月プレオープンの日に遊びに行ってみたニャ。元幼稚園の先生が運営されていて、定年退職後、王子の施設を経て、田端銀座に来てくれたそう。親戚の家に遊びにきたようなほっこり感。温かく迎えてくれるスタッフの方々、とても居心地の良い空間だったニャ~。「ポレポレあそびのひろば」詳細はこちら

▲店舗2階・ポレポレひろば

こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~四巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
連絡先:info@komagome-tsushin.com

定期購読をご希望の方は こちら
バックナンバーはこちら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です