こまごめ通信vol.68(2025年1月号)ができました

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景を紹介します。

 新年おめでとうございます。なんだかんだで年は明け、一区切り。今シーズンはラニーニャ現象で、厳しい寒さが続いているよう。寒さの底はいつでしょうか? 六義園や旧古河庭園の雪吊りを見るにつけ、雪が降ってほしいような、降ってほしくないような。

こまごめぐり vol.3 こまごめで旅気分

 2024年11月1日に、「テテチッ ミャンマー風ビリヤニ&アジアレストラン」が誕生。アパホテルの隣の、「生パスタこば屋」、「中華水雲居」の奥。2日目に行ったら、ミャンマーの方々でいっぱい。以前からデリバリーをやっていて、「おいしい」と在日ミャンマー人の中で話題になっていたそう。
 ダンバウ1,200円をテイクアウトして食べてみたら、ふっくらと炊けたジャスミンライスと辛すぎないけどスパイス使いがうまいチキンがごろっと入ったごちそうだった。

▲テテチッのダンバウ(ミャンマー風炊き込みご飯)

 駒込駅前のラカイン族料理「ターリーズワ」、アザレア通りの元ラーメンビルにある「ペコ」、ミャンマーの人に絶大な人気を誇る「MOON TERRACE」(さつき通りのキャンドゥの隣の二階)など、ミャンマー化が顕著な駒込。もともと駒込にはミャンマーの人が多かったが、二〇2021年2月のミャンマーのクーデター以降に増えた印象がある。

 駒込のミャンマーの草分けといえば、イタリアンレストラン「KaFiRu」のオーナー・ナイさん(ナイさんのご両親は、「リトル・ヤンゴン」と呼ばれるほど在日ミャンマー人が多い高田馬場の草分けのお店をやっていたそう)かと思いきや、「こまごめを楽しみ隊」でNさんが「三十年くらい前に、現在はレコード屋「WOO-EEE-WOO STORE」があるあたりにミャンマーレストランがあって、ピーナッツの炒め物が美味しかった」と投稿。駒込の歴史に詳しいLさんが「“ジークエ”ですね。1995年~2003年」と教えてくださいました。
 2001年8月に訪問した後藤修身さんの記録によると(https://www.ayeyarwady.com/myan_restaurant/jiikue/index.htm)、当時は日本人女性客が多く、ミャンマー人は少なかったとのこと。油多めのミャンマー料理は日本風にアレンジされ、食べやすく人気店だったそう。ソーティンさんという男性がやっていた。

こまごめとミャンマーの歴史は意外と深い。すぐ隣にある異国の料理で外国旅行気分を味わうのも楽しいかも。

織田博子(こまごめ在住のマンガ家)


ゴメスのこまごめでおかいもの(4コマまんが)

こまごめニュース

★Facebookグループ「こまごめを楽しみ隊」は、日々こまごめのホットなトピックスでいっぱい。先月の投稿の中では、「JR山手線30駅治安ランキング」で駒込が堂々の二位!という話題で盛り上がっていたニャ。「誰もが認める昼下がりの平和空間」と表現された駒込だけど、楽しみ隊のこまごめ人からは数十年前の治安がそう良くなかった時代の話も出たり(笑)。駒込の変遷が垣間見られたニャ。
他にも、行ったお店の感想やクリスマス、忘年会、イベントお知らせなど多岐にわたる話題に興味津々。見る専もよし、発信するもよし。あなたも「こまごめを楽しみ隊」の一員に。待ってるニャ~。

★12月中旬、「麹・発酵・つなぐcafe chocotto」さんが、「丸角せんべい」さん跡地にオープン。「麹調味料や発酵食品を使用した無添加・無化調の身体に優しいご飯が食べられる」カフェなんだニャ。オープンの2週間ほど前には、お店の壁を塗るDIYワークショップも実施。編集部(織田博子)も参加して、素敵な壁画が完成したニャ~。オープン前から地域とつながって、開店を心待ちにしていた人も多数。要チェックだニャ!

★こまごめ神社巡りはいかがかニャ? 年明けは期間限定の御朱印があるところも。今年もよろしくニャ~。

こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~五巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
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