こまごめ通信vol.48(2023年5月号)ができました

 

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景をご紹介します。

 今年のGWは心も軽く遠出や帰省する方も多いかもしれませんね。五月のこまごめイベントもお忘れなく!

サバの味噌煮で思い出す こまごめの日々

 駒込で過ごしていたのは今から十五、六年前くらいになりますが、思い返してみると意外と鮮明に覚えているものです。初めて親元から離れて自力で生活を営むようになったという環境の変化により、気張っていた事が大きいのかもしれません。

 今でもありありと覚えているのが一人暮らしを始めたばかりの頃に作った「肉じゃが」。母ちゃんから渡されたレシピによると、切った野菜と肉と調味料を鍋で煮るだけのようらしい。これなら出来そうじゃない?と作ってみたのですが、見た目はそれっぽいのに味がボケていてマズい。レシピ通りに作ったのに何か書き漏らしてんじゃない?というような内容で写メを送った、ということもありましたね。

 「自炊」しなきゃ!と初めは意気込んでいたものの、次第に外で済ませる機会が増えました。そんななかで足繁く通っていたのが「食堂ときわ」です。

 細々と続いていた自炊も手間やコストなどを考えて焼きそばばかり。「ちゃんとお魚を食べているのかねぇ、とお婆ちゃんがいつも心配しているんだけど」と母ちゃんから聞かされていたこともあって、魚を食べる=ときわに行くという図式が自分の中に出来上がったのが、お店に通うようになった所以だと今になって思うところです。

 色々なメニューがあったんですが、いつも食べていたのが「サバの味噌煮定食」。行くたびに同じものばかり食べていました。馴染みになるまでは注文を聞きに来てくれていましたが、繰り返すうち、席につけば何も聞かれることなく料理が出てくるように。特に店員さんと親しくしたということはなくて、ちょろっとお店に入ってお腹を満たしたらすぐに出ていくような感じ。お代金を払うときに「ごちそうさま」「いつもありがとうね」くらいのことはあったような気もしますが。

 ときわに通っていたのは駒込に住んでいた二年たらずの期間。とはいえ、何かの機会でサバの味噌煮を食べると当時のことが思い出されることがあります。駒込を離れてだいぶ経ち、距離的には近いながらも何となくお店から遠のいてしまっていましたが、そんななか、「こまごめ通信」への寄稿の話をいただきました。せっかくの機会だし、久しぶりにときわに行ってサバの味噌煮を食べて来ようか!

 二人ばかり先客がいるなかで、空いている席に座ります。さすがに顔を見られただけで……ということは無く、ちゃんと「サバの味噌煮定食を」と注文。食べ終えてお代金を支払った際に、当時のことを店員さんにほんの少しお話をしました。それは自分が結婚をする前、自由な時間が多い中、特に何かに打ち込むわけでもなく、今にして思えばもったいないような時間の使い方をしていた頃のことです。

▲二月、平日のお昼前。久しぶりにいただいたサバの味噌煮定食。

 平凡な味わいながら、懐かしい景色や記憶とともに改めて噛みしめるサバの味噌煮。うん、とても美味しかったです。ごちそうさまでした♪

あいちゃん(帰ってきたノラ猫)

こまごめニュース

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