こまごめ通信vol.61(2024年6月号)ができました

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景を紹介します。

 桜、ツツジ、バラと、こまごめを彩る花たちの変化に、季節の移ろいを感じます。お次は紫陽花。青、白、紫、赤紫……。風情ある梅雨のできあがり。

うどん・そば・丼・バイク

 ある平日、こどもに「うどんたべにいきたい」と言われて困った。霜降銀座商店街「なごみ」は、しばらく休業している。さてどうしたものか。

 「駒込」「うどん」……。脳内検索ではヒットせず、ネットに頼る。「利久庵」、お蕎麦屋さんだけど行ってみるか、と初来訪。子連れでいけるかしら?とドキドキしながら暖簾をくぐる。

 外からは分からなかったが、店内は賑わっていた。三歳児はもり・うどん、自分は野菜天もり・そばを頼む。「もり」は軽く食べられるイメージでいたら、ボリュームたっぷりのおうどん登場!「長いから切ってあげてね」と、こどもの取り分け皿、フォークを置きつつ、お店の方が声をかけてくれた。

 頼みすぎたかも⁉の思いは杞憂に終わり、いつも小食の息子が、ほぼ完食。つるっと、コシのあるうどんがよっぽどおいしかったよう。もちろん野菜天、細めの蕎麦も、大満足の味と量。

 気に入ってしまって、しばらくした日曜に夫も誘って家族三人で再訪した。三歳児の食事補助を交代しようと席を立つと、「お会計?」とお店の方。「いえ、夫と席を代わろうと……」「そうよね!早いからおかしいなと思った(笑)」。そんなやりとり、店内のテレビ、手書きのメニュー表……、アットホームな雰囲気も最高です。

 昨年の「こま通」第五十号で、「おそばとかつ丼がおいしい」と紹介されてたことを今更ながら思い出す。今度は丼ものも食べたいな。三歳児は店の前に停めてある出前バイクも気になるようで。また行きます。

 くれまちこ(こまごめ十年母三年)

ゴメスのこまごめでおかいもの(4コマまんが)

おたより紹介

こまごめ通信編集部宛てにいただくメッセージ、とても励みになります!ご紹介の一通目は、二〇二四年三月・第五十八号の記事に登場の「カフェ・ノースライト」さんより。

 喬文さん(編集部注:記事執筆者)からご紹介の寄稿のプリントをいただきました。
 混んでいる時間帯で手が離せない私たちにお気遣いいただき、お帰りの時にお見送りした店の者に託してくださいました。ありがとうございました。さっそく店内に置かせていただきました。
 実家が栄養大の裏手でしたので、今は遠方で暮らす母に懐かしいのではと「こまごめ通信本」を何冊か送らせていただいたことがあります。ちょうど喬文さんがいらした前日には、時々店を手伝ってくれているナレーターのKさんから掲載誌を見せてもらったところでした。
 喬文さんには、私たちが思っている以上に店を評価してくださり、そのイラストも文章も美しく、本当に嬉しい限りです。ただ「のんびりとした時間を過ごす」ことは土日はなかなか難しく、可能な方にはウィークデーのご来店をおすすめしているこの頃です。

カフェ・ノースライト 江原

続いては、「こまごめ通信本⑤」発刊に寄せての、お祝いコメントです。

 こまごめ通信の発刊、五周年おめでとうございます。 こまごめ通信は街のいろいろな、場所、店舗、人などなどを丁寧に拾い、読者に愛されているミニコミ誌だと思います。 媒体が紙なのも、地域柄良いかもしれないです。
 さて、私なりのこまごめの魅力の一片を紹介させていただきます。 それは、女性の活躍です。 駒込から巣立っていった二人。 水道橋で珈琲店『オトナリ珈琲』を自営運営しているしば田ゆきさん。 秩父で蜂蜜酒を製造販売しているディアレットフィールド醸造所の工藤エレナさん。 地元で頑張っている人。 こまごめ村ビールの立ち上げメンバーの一人、田中恵美子さん。
 これからも、新鮮な情報をよろしくお願いします。

株式会社サカガミグループ 梅村治

こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~五巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
連絡先:info@komagome-tsushin.com

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