こまごめ通信vol.63(2024年8月号)ができました

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景を紹介します。

 猛暑が続いていますね。緑の多いこまごめでは、セミの大合唱が聞こえます。あまりににぎやかで、暑さ三割増し(笑)。でも、やっぱりこれがなくっちゃ夏じゃない⁉

 一説には、セミの「声」として聞いているのは日本人特有の感覚だとか。こまごめでも最近増えている海外ツーリストの方に、インタビューしてみようかな。

私もだれかの「ご近所さん」

 三年前、こまごめ内引っ越しをしました。もっとこの街を知りたい、楽しみたいと思ったから。
そして先月、こまごめで仕事を始めました。もっとこの街を楽しい街にしたいと思ったから。

 子育てして、仕事して、家事をやって、毎日とにかくあっというまに過ぎていく中、「ご近所さん」の存在に助けてもらってきました。

 ちょっと気にかけてくれる、ちょっと子供をお願いできる、あの公園に行ったら誰かに会える、あのお店美味しいよの情報、商店街ですれ違って「元気?」の挨拶、そんなほんのちょっとで「いい街だなあ」って思うんです。

 八月に地域の人が出会い、つながっていく場所をOPENします。
 私も誰かの「ご近所さん」になりたいし、こまごめっていい街だなあって思ってもらえるような場所をつくっていきたいと思います。


やまび(Farm to Home)

ゴメスのこまごめでおかいもの(4コマまんが)

本郷通りの移り変わり

 四月末、「エネルギースーパーたじま」の名前が「ラコマート」に変わりましたね。運営母体は変わらず、大黒流通チェーン。未だに私は「たじま」と呼んで、四歳の息子に「ちがうよ、らこまーとだよ」と訂正される。でも今年米寿を迎えた祖母は、「大黒屋」と呼んでいる。筋金入りだ。私も同じ道を辿りそうな予感がしています。

 たまたま二十年ほど前の写真をみたとき、駒込駅の方から「たじま」の前までアーケードが続いていたのを知り驚いた。私が住み始めた十数年前も、まだわずかにアーケードが残っていたけれど、「亀の湯」(銭湯、現栄養大学横の駐車場)の前と、「カリカ」の手前あたり(駒込駅から旧古河庭園へ向かって本郷通りを進み、霜降橋交差点を過ぎて少しした右側歩道)くらい。アーケードが取り除かれた直後は、空が見えると広く明るく感じられていいね、なんて思いましたが、急な土砂降りや、カンカン照りの日差し避けにありがたかったのになぁと、ときどき懐かしくなります。無いものねだり(笑)。

 移り変わりの激しい本郷通り沿い。和菓子の千鳥屋(営業中は、いつもお店に入るとお茶を出してくれました。今はスギ薬局に)、洋菓子店アルプス(閉店直前は大行列が。私も例にもれず、二時間並んでスワンシューや桜のケーキを食べ納め)など、大きな老舗が閉店してしまったときは、ショックでした。だからこそ、長く営業しているお店を見るとうれしいし、これからも続くよう通わないと!と思う。

 本郷通りの中でも、妙義坂から旧古河庭園へ続く道沿いは、西ヶ原霜降橋商店街というらしい。たじま横のまいばすけっと、カフェのlala、ニューオープンがうれしいのは言わずもがな。肉のホンダさん、万富さん、松屋米店さん……老舗も変わらず推してきます。

▲「松屋米店」さんにて。お中元や年末のタイミングで、クジを引かせてもらえることが。お買い物券として使えます。
クジで初めて、商店街名を知りました! どこからどこまでが「西ヶ原霜降商店街」なんだろう?

くれまちこ(こまごめ十年母三年)

こまごめニュース

 Facebookグループ「こまごめを楽しみ隊」は、日々こまごめのホットなトピックスでいっぱい。新規開店情報はいち早く、工事の段階でキャッチされることも(笑)。

 先月話題になったのは、霜降橋交差点の近くにオープンした「LOKANTA petit」さん。突然の閉店だった本駒込の名店「LOKANTA」さんが、こまごめに来てくれたみたい!

 また「こまごめ通信」六月号に掲載の「利久庵」さん。しばらく休業されていましたが、七月中旬に再開! 休業中心配する声がある中、「ご主人が出前の配達に来られていて」「声をかけたら「今日から再開しました」との嬉しいコメント」と、楽しみ隊に投稿してくれた方が。同じように、中華「喜楽」さんも、臨時休業からの再開が、楽しみ隊メンバーでシェアされていました。こういう喜びを分かち合えるのって、地味にうれしいんですよね。

こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~五巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
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