こまごめ通信vol.62(2024年7月号)ができました

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景を紹介します。

 遅い梅雨入りと思ったら、急激に暑くなりました。夏です。
 今月三日には新札が発行されますね。渋沢栄一に所縁がある北区、飛鳥山公園あたりも、熱く盛り上がってるようですよ。

こまごめ内引っ越し

 こまごめに住んで早十二年。その間に、引っ越しを三回した。いずれもこまごめの中で。

 最初は商店街近くのエリア。敷地内に猫のいる、のんびりした景色だった。同じマンションにミャンマーの人がいて、おいしいミャンマー料理をいつも食べさせてくれた。「麺屋KABOちゃん」の塩ラーメンを毎週食べていた。子どもが生まれて手狭になったので引っ越し。

 次は駅近くの繁華街エリア。窓から見える景色はスカイツリーやビル群で、いかにも東京に住んでいるという感じ。にぎやかで明るくて、楽しい景色だった。朝には近くのコーヒー屋さんが焙煎をしていて、いい香りがするのが気に入っていた。五歳の息子は「つねじ」の煮干しラーメンが世界一美味しいと言っていた。オーナーさんが賃貸をやめて売るというので引っ越し。

 今は高台の住宅街のエリア。窓からは広い空が見えて、夜は何の音もしないくらいに静か。古いながらマンションの中庭はまるでヨーロッパの公園のようで、雨の日の木々の色が美しくて気に入っている。あまりにもこのマンションが好きで、少し広い部屋が空いたのでマンション内引っ越し。

 新しい家の窓からは学校の美しい並木が見える。
 こまごめの中でも、ちょっと住む場所が違うだけでたくさんの発見がある。私にとってのこまごめの魅力は、まだ尽きない。


織田博子(こまごめ在住のマンガ家)

ゴメスのこまごめでおかいもの(4コマまんが)

夏のおすすめ涼菓

 涼菓、冷菓がおいしい季節。

 酒満んぢう「されど」さんの「あいす時雨」や、上中里の「青柳」さん、奥こまごめの「新月」さんの和菓子、錦玉羹など、こまごめにも銘菓がたくさんありますね。特に新月さんの水まんじゅうは個性的。乳白色でつるんとしていて、笹の葉が香り高い。先日はレモン餡の水まんじゅうを発見(以前からあった?)。レモンピール入りで、ほのかな酸味、ほんのり透けるレモンイエローが目にも爽やかです。

 もうひとつ、激推しなのがサカガミの「畑のアンの水羊羹」。しゃらっと口の中でほどける食感、ほんのり塩味があって深い味わい(スイカには塩をかける派です)。さすが、畑のアンシリーズ!原材料は朱鞠小豆、甜菜糖、玄米水飴、寒天、くず粉、食塩(海の精)。こだわりが伝わります。
プレーンタイプに加えて、ココナッツミルクソースがかかったものがお気に入り。ココナッツミルクと餡の組み合わせに最初は疑心暗鬼でしたが、食べてみたら感動!去年、夏に来客があるときは、この水羊羹を用意して勧めまくっていました。

 今年も、こまごめ涼菓を味わい尽くして、夏を楽しみたいと思います。

くれまちこ(こまごめ十年母三年)

こまごめニュース

★六月二十六日(水)、ヒルナンデス(日本テレビ)「商店街¥ジョイグルメウォーク」で、霜降銀座商店街と染井銀座商店街が取り上げられていたニャ!
 ロケは本郷通りから入って、焼き鳥屋さんの「SHOGUN」から始まり、斎藤生花店、なりきや精肉店、スターフルーツ、パリーシューズ、レンタルスペース金魚亭、三木酒店、都生花、玉子屋牛肉店、café & music すまいぶりぃ整体院、餃子の点点、酒満んぢう「されど」を紹介。計十二ものお店が取り上げられていたニャ~。商店街の端から端まで歩いて、霜降・染井の両商店街の魅力が伝わる、素敵な内容だったニャ。
 番組を録画していたこまごめ人も多いはず⁉ 見逃してしまった人も、見る機会があると良いニャ~。

★駒込駅から徒歩一分の「komatokamo(コマトカモ)」さんの隣に、八月「Farm to Home」が新しいお店としてオープンするみたい!八百屋として、農家さんから仕入れた新鮮なお野菜を販売する他、シェアキッチンやワークショップスペースもあるそう。どんな場所になるのか、楽しみだニャ~。

こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~五巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
連絡先:info@komagome-tsushin.com

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