こまごめ通信vol.46(2023年3月号)ができました

 

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景をご紹介します。

 はーるよこい、はーやくこい♪童謡では桃の木ですが、こまごめの桜も「はよ咲きたいと待っている」かも!

駒上の洋楽カフェバーが熱い

 駒込駅北口“駒上”の「ミュージックカフェ&バー ”Garden6″」(二〇二一年にコロナに負けず開店)に行ってみた。

 店主の選曲により、レコード(!)が次々と回る。主に80年代前後のBillboard Hot100のヒット曲をメインに、年配の方の60’sのリクエストにも応えている。

 しかし、良い意味で期待を裏切るのは、お米が美味しいのだ。主に店主の地元、糸魚川のコシヒカリらしく、一番のオススメは、温かなご飯で作る“おにぎり”。 夜のBarタイムに染井銀座商店街のお店の方が美味しそうに食べていたのを目撃したこともある。

 店内に次々と流れる青春の思い出であるヒット曲は、一気に気持ちを若返えらせる効果がある。中学時代に憧れの子が好きだったロッド・スチュワートやボズ・スキャッグス、そして高校文化祭のイントロクイズ大会でかけたビリー・ジョエル、ホール&オーツ等が流れると、一気にあの頃にタイムスリップしちゃいます。

 Barタイムはカウンターでのんびりの酔うのもまたよし。昼夜、お好きな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 店主は、駒込を気に入ってくれたようで転居してバリバリの駒込人になってしまったらしい。


吉武(駒込のバート)

駒込つつじ問題

 フェイスブックグループ「駒込を楽しみ隊」で「駒込つつじ問題」について語り合いました。ややこしいので図解も併せてご覧ください。

織田 ずっと素朴な疑問だったんですが、「アザレア通り」(駒込)や「アゼリア通り」(池袋)という呼び名があり、駒込でも「アゼリア通り」と呼ぶ人がいらっしゃったり、マンションの名前で「アゼリア」があったりするので、どっちなんだろう?と調べてみたら、「アゼリア【azalea】の解説⇓アザレア」と知りました。同じ花だったんですね。

K  英語の発音はアゼリアだそうです。日本語訳はツツジ。

織田 なるほど!もう一つ疑問があるのですが、アザレアはツツジ科ツツジ属。サツキもツツジ科ツツジ属。アザレア=ツツジ(サツキ含む)だと、駒込駅の北側にサツキ通り、南側にアザレア通り。どちらもツツジの名前なのかな?と思いました。

K  「アザレア」は台湾のツツジをベルギーやオランダで改良した海外由来の園芸品種なんですね。
日本の山に生えている赤い花の山ツツジ(Rhododendron kaempferi)や六義園にたくさんある紫がかったピンクのミツバツツジ(Rhododendron dilatatum)に比べると出自がインターナショナル!しかし海外ではみんなAzalea 。しかもツツジ科の学名のロードデンドロンは英語ではシャクナゲの呼び名に使われます。確かにややこしい……。

織田博子(こまごめ在住のマンガ家)

みんなのゴメス展

 先月号に引き続き、みんなが作ってくれたゴメスをご紹介します!いずれは、こまごめを背負って立つ猫に⁉

▲読者の方の作品

▲滝野川小学校児童の作品(@フタバ書店)

こまごめニュース

 四月三十日(日)、「こまごめ通信」本、第四巻発売予定だニャ。発売記念に、今年もこまごめカフェとのコラボ企画を計画中。チェックしてみてニャ!

 こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~三巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
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