こまごめ通信vol.40(2022年9月号)ができました

 

 駒込を愛する人びと「駒込人」が発行するこまごめ通信。駒込人お気に入りの人やお店、風景をご紹介します。
 北区広報番組「住めば、北区東京。」にこまごめ通信編集部が出演します。J:COM加入されている方は十月に、そうでない方はYouTubeで十一月にご覧いただけます。
ロケでは霜降銀座商店街を紹介。その他、カフェ特集もありますよ!

連載「小原さんの早朝散歩」

 巣鴨在住の小原さんが、毎朝歩いて見つけた「こまごめの景色」。
 Facebookグループ「こまごめを楽しみ隊」で発信したところ、こまごめ人のおすすめスポットや場所の記憶の情報が集まる人気の話題になりました。
 第二回目のテーマは「道」。普段何気なく通っている道も、小原さんにとっては面白いようです。(小原さん以外の方のコメントはイニシャルで掲載いたします。敬称略。)

小原 少し前に散歩して、「染井坂」なるものを見つけました。登りきったところには小学校があり、脇道に逸れると桜のトンネルと絨毯が。

小原 花と森の東京病院前のつつじはとてもきれいでした。

 そのまま聖学院まで歩いてみてください。ツツジロードが続いています。
小原 教えていただいたツツジロードを楽しんできました。聖学院前のツツジは特に見事でした。

小原 滝野川会館近くの歩道に美しい花が咲いていました。毎日通っている道で最近目にするようになった気がするので、この時期に咲く花なんですかね。
花に添えられたボードには「西ヶ原フラワーロード会」とあるので、この方たちが植えたり維持管理されているのかもしれません。

 ほんと立派ですね!ゼラニウムは独特の匂いがあり、虫除け効果があると言われてます。ヨーロッパの窓辺を飾る花としても有名です。

小原 染井霊園の端の方、温泉施設sakura近くにあるお休み処。天気のいい日はここに座ると気持ちいいですね。今度ビールと「オリーブ」のサンドイッチでも買って、ここで楽しもうかな。

小原太&FBでコメントをくれたみなさま

こまごめ再発見

 こまごめの良さを説明するのは難しい。住みやすく、賑わいもあるし、観光名所もあり、程よく自然も点在する。でも、それだけじゃないんだよなぁ。うまく表現できず、もどかしい。

 そう思っていた折、テレビ取材があり、商店街のロケに参加したり、編集部でトークしたりして、改めてこまごめを振り返る機会があった。

 そこで気づいたのは、まちの懐の深さ。多様性、豊かさと言ってもいい。チェーン店だけではなく、バラエティー豊かですてきな個人店が多いこと。それはお店を経営する、おもしろい、個性的な人がたくさんいるということでもあるが、そういった個人店を受け入れ応援するこまごめ人が、これまたおもしろい(経歴だったり、思考だったり、感性だったり)人たち。

 そして郊外と都会の中間、両方のいいとこ取りしたような環境(住宅街・自然・商店街・文化施設)。それらに歩いてアクセスできるというのも大きい。徒歩でまちを巡ること、さらに商店街の道幅が狭いことによって、半ば強制的に人々が関わり合う仕組みができている。それでいて人との距離感は近すぎない。ゆるいつながりがある。

 魅力あるモノ、人、お店が弾力的、有機的に作用しあい、生きたまちをつくっている。だから面白く、そこが、こまごめの良さなんだけど……。抽象的になると分かりづらい(笑)。

 やっぱり難しく考えずに、テレビ放送観てみてください。

くれまちこ(こまごめレベル中級ライター)

こまごめ通信とは

 街を行きかうこまごめ人が、自分たちの好きな場所について静かに語る。こまごめへの愛をひっそり描く。
 この街で生活する人たちの息遣いが感じられるような、そんなコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた冊子「こまごめ通信本①~③」は、フタバ書店さんで販売中です。


 定期購読をご希望の方は、「定期購読希望」と明記の上、 こちらから連絡ください!
発行:こまごめ通信 編集部

バックナンバーはこちら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です