こまごめ通信vol.54(2023年11月号)ができました

 

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景をご紹介します。

 霜月……のはずが、たまに初夏のような気候。紅葉も遅れているような?でも天気が良いと街は活気づきますね。こまごめ名所の庭園や、先月末のしもふりフリマ、ハロウィンイベント……。こまごめ通信も、今号から新たな試み。編集部員の連載「こまごめぐり」を始めます。

こまごめぐりvol.1
クラフトビールがある街

 「こまごめビール」をつくる時に、近隣のビール醸造所を調べてみた。大塚のNAMACHAん Brewing、西池袋のSNARK LIQUIDWORKS、浅草橋のベクターブルーイング……。そして思った。「醸造所のある街は、面白い街」。いろんな人や才能が集まり、ビールやフェスやお店や雰囲気を形作っている。街に活気があり、若い人たちの新しい挑戦が受け入れられている印象がある街。

 「こまごめに醸造所を作りたい!」というビールプロジェクトのメンバーもいた。確かに、こんなに面白い事が生まれているこまごめに、醸造所がないなんて、どういうことだろう。醸造所があったらいいな~、と思っていたところに、神保町から「日ノモトブルーイング」が移転してきた!

 オープン当時はコロナ禍の影響がまだあり、また自分自身が出産後でまだビールを飲めなかったので、オープン直後に早速行ってきた人から感想を聞いていた。「おしゃれな雰囲気でクラフトビールが飲める」「駒込ビールを作っている最中らしい」「ちょい飲みに最高!」といった評判に、早く行ってみたい!と思うことしきりだった。

 そしてビール解禁のお祝いに早速行ってみた。間口の広いお店の半分は醸造所で、半分はカウンター席。作り立てのビールをそのまま飲めるなんて、夢のよう!ビールの本場・ドイツでは、新しいビールの醸造シーズンの幕開けを祝う「オクトーバーフェスト」が開催されている。初物は何でも嬉しい。作り立てのビールも、やっぱり嬉しい。「駒込ビール」という、駒込の名前を冠したビールもある。

 そしてこのブルワリーでは、「イラク料理イベント」、「行燈いちょう散歩 神社で日ノモト」「日ノモトのビールのお話」など、面白いイベントを次々と仕掛けている。有名人を呼ぶのではなく、「こまごめ在住のイラク出身アビールさん(こまごめ通信でもおなじみ)」「醸造長タムラさん」「バッ地理ナビゲーター澤内先生」と、街の人たちとともに作っているのがとても素敵。
日ノモトブルーイングは、ビールとともにまちを醸している。こまごめをもっと面白い街にしてくれる。

織田博子(こまごめ在住のマンガ家)

子どもに優しい焼き鳥どん

サツキ通りを左に曲がり、谷田川通り沿いにある「やきとり どん」。子連れに優しく、おいしい料理の居酒屋さんです。鶏もも肉まるまる一枚を使用した鶏煮込みが絶品。私のマンションに住む、子連れの親子にこのお店を紹介しました。ローストビーフサラダや、揚げ茄子、焼き鳥を楽しんだようです。「おいしいお店を紹介してくれてありがとうございます」と、お土産をいただきました。
ぜひ、皆様も親子連れで「やきとり どん」楽しんでみてください。

にしやまえいじ(駒込飲み屋全店制覇人!)

オレンジペコ

霜降銀座商店街にある紅茶のお店。「紅茶のおいしい店」認定店でものすごく古い店(のはず)。ご主人は界隈の喫茶店、焙煎業者にめっちゃ詳しいので、こまごめの最新情報を仕入れるのには最高。
ご本人は紅茶の専門店なのに自家焙煎(コーヒー)もしている。ちなみに使っているポットは神保町すずらん通り「タカノ」のken’s POT。

奈良巧(カメラマン・編集者)

こまごめニュース

「こまごめおさんぽMAP」2023が完成しました!2022年度版からリニューアルして、掲載店も更新。
「かわいい!」「こんなお店あったんですね~」「おいしそう!」などなど、大好評のこまごめおさんぽMAP。こまごめの各所で配布中。ぜひ手に取ってみてニャ!

こまごめ通信とは

 こまごめ通信編集部と、こまごめ好きな方、こまごめを盛り上げたい方の有志によって作られるコミュニティペーパーです。一年分の記事をまとめた本(一~四巻)は、フタバ書店さんで販売中。お問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。


発行:こまごめ通信 編集部
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