こまごめ通信vol.65(2024年10月号)ができました

 「こまごめ」を愛する人びと=「こまごめ人」が発行するこまごめ通信。こまごめ人お気に入りの人やお店、風景を紹介します。

 今月号は「こまごめぐるぐる」企画第四弾。こまごめのお店を編集部が取材して、店主やオーナーの想いをお伝えします。今回は、第三回の取材店「KaFiRu(カフィル)」のナイさんオススメのお店のひとつ、「ナインスピアー」さんをご紹介!

こまごめぐるぐる vol.4 エスニック酒場 ナインスピアー

 

二人で営むエスニック酒場
二〇一九年に店主の美沙登(みさと)さんが一人で立ち上げたお店でしたが、コロナ禍で一度クローズ。
二〇二二年秋に浩司(こうじ)さんと一緒に夫婦で再始動しました。
美沙登さんがシェフ、浩司さんはCFO兼ドリンク・ホールを担当しています。 

フレンチ仕込みの繊細さで丁寧につくるスパイス料理
元々デザイン会社で広告関係の仕事をしていた美沙登さん。
趣味の料理を仕事にして、お店を開きたい と一念発起し、飲食の道へ。
イタリアン→ハワイアン→フレンチ→タイ→シンガポール料理店での経験を経て、独立。
一番長く働いたフレンチのお店のまかないで食べたグリーンカレーをきっかけに、エスニック料理のお店を開こうと決めました。アジア料理は簡単に思われますが、仕込みや調理工程を分けて丁寧に作るのがこだわりです。

「店を出すなら駒込か地元と思っていた」
駒込に出店を決めたのは、十年近く住んでいて気に入っているエリアだったから。「駒込は住みやすくて、山手線沿線でアクセスがよく、都心に近いのに下町の雰囲気で、治安もいいし、住んでいる人の品が良いところが好き」というお二人。
開店前は、エリアを拡げて大塚~田端で一年ほど物件を探していましたが、ちょうどよい規模感の元和食店を居抜きで借りられることになりました。
「第一希望の駒込で、席数的にも一人でまわせるばっちりなお店でした」と美沙登さん。

お客さんとともに進化するお店
お店に通うお客さんは、ご近所の方がほとんど。お一人や、子ども連れでのご利用も歓迎しています。ハーフサイズで少しずつ頼みたいといった要望にも気軽に応じます。
「できることは、なるべく対応したいと思ってます」と浩司さん。
常連のお客さんからのリクエストでワインを仕入れたり、Sunny Glass の店主・荒木さんのご実家で採れる無農薬の野生レモンを使った格安のレモンサワー、その名も「アラキ」が冬の風物詩としてメニューに登場したり、お客さん、ご近所の繋がりからお店はどんどんアップデートを続けます(裏メニューもあるとか!)。

エスニックから、おいしいダイエットメニューまで
美沙登さん自身が食べておいしいと思ったものをメニューにしていて、どれもおすすめですが、イチオシは 【 チェンマイ風つくね 】
現地で食べた“サイウア”と いうソーセージの味をもとに、自分で調合を重ねて再現 ・完成させた一品です。
メニューは季節や人気に合わせて、月ごとに入れ替えがありますが、定番人気は
ナシゴレン、ゴイクン(生春巻き)、ラクサ、パッシーユー。暑い時期にはソムタムも。
タイ料理が多いですが、ルンピア(フィリピン)、チェッターヒン(ミャンマー)は現地出身の友人に教えてもらった現地の人気料理。
エスニック以外の料理では、しっとりささみのから揚げや、ダイエットカオマンガイなど、自分たちの体づくりでもよく食べるささみをアレンジしたメニューも。

料理もトレーニングも、熱中してとことん突き詰める
コロナ禍の休業中に始めたダイエットから、トレーニングにはまり、熱中するともっと上を目指したくなる性格から、今ではボディビルの大会で優勝するほどの美沙登さん。
元々、筋トレが趣味だった浩司さんがコーチとして、トレーニングメニューを組んだりしてサポートされています。トレーニングには、駒込エリアで 週五日通っているそうです。
おすすめのトレーニング場所は、ぜひご本人に聞いてみてくださいね。

インタビュー・文・絵 ぬみぃ


「ナインスピアー」
東京都北区西ヶ原1一1一1 東光ビル 一階

ゴメスのこまごめでおかいもの(4コマまんが)

こまごめニュース

十月二十七日(日)、染井吉野桜記念公園(こまごめ駅前広場)で「こまごめ子どもフェスタ」開催予定だニャ。子どもが主役=企画・運営を子どもが中心となって行う、子どもによる、子どもたちのための、子どもが楽しむフェスタ。ダンス、音楽、マンガなどのワークショップ、工作、ゲーム、キッチンカーが大集合! ゴメスもステージに登場するかも♪

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